有限会社オールテック|規格ネジから機械加工品を全国へ安定供給|大阪市

規格品の小ネジやナットなどの締結部品をはじめ機械加工品を販売し、材料手配から納品まで全国対応しております。

海外調達のデメリット

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有限会社オールテックの使命は安定供給。
2015年前後から台湾の工場と直接取引をスタートさせ、現在では台湾1社・深圳2社・大連1社・ベトナム1社とそれぞれ直接取引をしています。
「海外調達は安かろう悪かろう」「物が本当に届くのか?」「品質はどうなん?」など、興味はあるけど不安に思われている購買担当者や開発担当者の方が多いと思います。
今回は私自身が単身で海外へ飛び込み、取引を開始して間もなく10年ほどになるので、自分の経験を基に海外調達のメリット・デメリットをまとめてみます。

①為替での価格変動
私は安さを求めてではなく、安定供給を求めて単身海外に飛び立ちました。
当時の為替は1ドル¥110円台やったと記憶しておりますが、現在は1ドル¥160に達する勢いです。単純に従来調達していた価格が約3割値上しています。
安さを求めて海外調達していませんが、円安による調達価格上昇は、販売価格へ転嫁せざるを得なくなり、失注・転注案件も増え苦しい状況が続いています。

②材料が無い事がある
弊社で取り扱う材料は鉄・ステン・アルミ・真鍮が一般的ですが、日本のJIS規格と事なり海外(中国)はGB規格になります。
「鉄SS」であれば「Q235」のように、成分は同等でも表記が異なる為、ミルシートの取り扱いに注意が必要です。
また、パイプ材や特殊な材料は日本とは規格が事なり、流通していない事も多々あるのります。

③送料
弊社が得意としている加工品の大きさは手のひらサイズ。部品によっては人の小指の爪よりも小さな部品を万単位で海外から調達しています。
弊社は短納期対応できるよう、海外からの輸送は空輸を利用しており、現地の工場を出荷されれば約3日後には弊社に入荷します。
重量が軽く数量が多ければ、商品1個に対する送料は低いですが、重量が重く数量が少なければ、製品の単価は大幅にupしてしまいます。

④支払条件
日本の商習慣のように〇日締翌□日払と事なり、海外調達は発注時と同時に送金が必要になる事があります。
幸いにも弊社と取引している海外の協力会社様は日本の商習慣に理解がありる為、日本同様の支払条件で取引しています。

⑤通関
海外から部品を調達する際に、通関での手続が必要になり、通関手数料が発生します。
また、稀にですが関税も発生します。
通関手数料は1件につき金額が決まっていますが、関税はその時々により額が事なり、
事前に金が関税額を予測しておかなければ、調達部品を販売しても薄利になる可能性があります。

⑥材料・検査治具の支給が困難
輸送のノウハウをお持ちであれば特に困難でもないかしれませんが、
特殊ネジで現物合わせのご依頼がいただく際は、大変申し訳御座いませんがお断りしています。
2026年02月03日 17:25